歯ぎしり治療
歯ぎしり・食いしばり(かみしめ)を総称してブラキシズムと呼びます。ブラキシズムは無意識のうちにおこなわれています。睡眠中にギリギリと音を立てる人 は周囲の人から指摘されて自覚する場合もありますが中には音のしない歯ぎしりもあるためほとんどの場合当人は気づいていないケースが多いです。日中にしている食いしばりも全く気づいていない人が大半です。
ではなぜブラキシズムが危険なのでしょう。
ブラキシズムをしていると歯の付け根のエナメル質が欠け薄くなり知覚過敏を誘発したり、歯がかけたり、すり減ったり、酷い場合は歯自体が割れてしまう場合もあり最悪抜歯になるケースも少なくありません。
しつこいようですがブラキシズムは自覚症状が無い人がほとんどです。
歯科検診のさいブラキシズムを指摘されたら必ず対処しましょう。
対処法としては保険診療で作成できるナイトガード(マウスピース)が一般的ですが異物感が強いため使用できない人もかなりの人数おられます。
当クリニックのおすすめはボツリヌストキシン製剤を咬筋(物を咬む筋肉)に注入する治療です。注射の痛みはアイシングより咬筋を麻痺させるためほぼありませんし注射の針も細く短いです。副作用としては注射した部分に軽い違和感が出る場合と稀に頭痛が出ることがあるようです。
ボツリヌストキシン治療 | 40,700円 |
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歯ぎしりにより破折した歯