取り扱いは一人の難症例の患者様から始まりました。
いくつもの歯医者で入れ歯を作ってきたそうです。コンビニの袋一杯に入れ歯をおもちになりご相談にお見えになりました。
下顎の総入れ歯の症例でしたが、顎の骨が瘦せていて薄いうえ、私の指で顎骨を触ると歯茎のなかに顎骨の尖っている部分が多数ありました。通例にしたがい義歯を制作しましたが、一向に痛みはやわらぎません。そんな時、バイテックのコンフォート入れ歯の生体用シリコンを入れ歯の内面(歯茎に触れる部分)にはりつけてある、コンフォート入れ歯の講習会の案内状が届きました。今では他社でもシリコンをはりつけてある入れ歯はありますが、当時はありませんでした。
そこで、2005年よりコンフォート入れ歯を取り扱い始めました。
コンフォート入れ歯のおかげで、その方に笑顔が戻ってきました。
今ではコンフォート入れ歯の取り扱い医院も増えてきましたが、実はコンフォート入れ歯は患者様の顎骨の印象(形どり)に技術が必要です。
どこで作っても高品質なものが出来るわけではありません。